体感温度とは人間の肌が感じる温度の感覚を数値に表したもので、気温の他に湿度や風速等によって影響されやすく、一般的には風が強いときほど体感温度は下がり、風速1メートルで体感温度が1度下がると言われています。体感温度が下がるのは人体から環境へ奪われる熱量が多くなることであり、実際にからだを冷やすことになります。
室内にいる人の体感温度を下げるための工夫として

・家の中の風通しを良くすること
家の中の風通しを良くすると体感温度を下げるとともに、建物にこもった熱を通気により冷ます事にもなります。
風通しのための窓を開けるときは、風の入口の窓を開ける共に、風の出口の窓を開ける事が大事です。また、空気は温度差によって対流するため、入口と出口の窓の高さを変えたり、南の窓と北の窓など外部の温度環境の違う方位の窓を開けると効果的です。階段や吹き抜けまわりの上部の窓を開けると、家の中の熱気を逃がすことが出来ます。その時に北側などの建物の影になっている部分の窓を開けておくと、温度の低い空気を家の中に取り込むことが出来ます。

室内の温度自体を下げるための工夫としては、窓から入る日ざしを防ぐことと、建物に日差しが到達しないようにすること(影をつくる)があげられます。

・よしずやすだれ、ブラインドを設置する
これらは、日ざしを遮断して室内に入れないだけでなく、影をつくり空気や風は通るので通風ができます。
ブラインドは室内側に設置した場合は日射を4割しかカットできませんが、屋外側に設置すると7割カットできます。

・建物の近くに落葉樹を植える

夏場に木の影が出来るので、外壁や窓に直射日光が当たるのを防ぐことが出来ます。

落葉樹は冬場に葉が落ちるので、冬場は太陽の温もりを建物に取り入れる事が出来ます。

 

・打ち水をする
住まいの周囲に打ち水をすると,水分が液体から気体に変化する時に多くの熱が奪われるので気温が低下します。

これらは昔からの暮らしの工夫ですが、

自然に即した工夫としていまいちど暮らしに取り入れてみたいものです。

 

 frontdesignでは、建物の性能や数値のみを高めるのではなく、自然の厳しさをしのぎ太陽の恩恵を受け、自然と仲良く暮らすための住まいの設計をしています。

 

 

 

 国産材・県産材  

木の住まいの設計

一級建築士事務所 

FRONT design

岩城由里子 

奈良県生駒市北田原町1052-2

 

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地元の木+職人 による家づくり